「リハビリ×美容」でばあちゃんもじいちゃんもポジティブに!
今回、大阪府の介護施設様でのリハビリビューティーのイベントにお邪魔させていただきました!リハビリビューティーとは、高齢者や障がい者のリハビリに美容の動作を取り入れる新しい方法です!スキンケアやヘアケアを通じて脳や体の機能を向上させ、心身のケアと生活の質の向上を目指すもので、「株式会社 高江洲」の代表である高江洲良子氏が創始者です!

僕は今まで生きることにネガティブになっているシニアと向き合ってきました。ネガティブになってる理由は、「自尊心の低下」でした。そのため、写真とクリエイティブを通して、老いがポジティブになる社会を目指し活動しています。作業療法士としての経験から、人は自分でできることが増えることで「自尊心の向上」に直結することを目の当たりにしてきました。リハビリビューティーは、人がポジティブに過ごすために必要不可欠なものだと感じています。

大阪府の介護施設様でのイベントの際、参加されたご利用者様とお話させていただくことができました。介護施設に入所されているふみえさん(仮)は、「最初はようわからんかったけど、昔やってたから、だんだん思い出してきたなぁ」「やっぱり人にやってもらうより、自分でできた方が楽しいなぁ」とお話されていました。

作業療法士としてリハビリを実施する際、「いかに生活動線上にリハビリができる機会を創るか」を、かなり意識していました。リハビリビューティーは、まさにその真髄だと思います。「美容」は女性にとって自分らしさを表現する大切な要素であり、男性にとっても大切なものとなっています。「リハビリ×美容」という観点は今までになく、人がポジティブに生きるために必要不可欠だと実感しています。

ふみえさん(仮)は、別れ際にこう話してくださいました。「今まで色んなこと我慢してきたんよ」「でもな、自分で顔スッキリできたから、なんかちょっと前向きになってきたんよ」。
これが、人をポジティブにする第一歩になると感じてます。

株式会社 高江洲