合同会社がんばり屋さん

やりがい、生きがい、楽しみを持ってほしい。定員１０名の小さなデイサービス

貴社の事業内容について教えてください。

がんばり屋さんは福岡市西区野方で、定員１０名の小さなデイサービス（地域密着型）を行っています。
高齢になって、自宅に１人でいると心配だから、お風呂に入ってほしいから、デイサービスに通う。そんな方が多くいます。デイサービスに仕方なく通うのではなく、やりがい、生きがい、楽しみを持ってほしい。そんな想いでがんばり屋さんを設立しました。デイサービスの近くに畑があるので、皆で畑を耕し、苗を植え、野菜を収穫し、自分達で調理をし、皆で美味しくいただく。たまには、皆が作った野菜をマルシェ等で販売。皆も売り子さんとして活躍しています。がんばり屋さんに通っている皆は元気に溢れています。また、企業版愛護会として西部運動公園の花壇の花植え、清掃活動も行っています。いつも綺麗に咲いていますので、皆さん１度見に来て下さい。

ちょっとした手助けがあれば、まだまだ活躍出来る高齢者は沢山います。

これから迎える超高齢化社会について、どのようにお考えでしょうか。

正直不安があります。高齢者は増えます。人口減少による支え手不足。社会保険料高額化に、介護費増化等、様々な課題点があります。だからこその「がんばり屋さん」なのです。よく思われているのは、高齢者だから、認知症だから出来ないと思ってる方もいます。私自身は、出来ない事はないと感じています。まだ働きたい。やりがいを見付けたい。まだまだ活躍出来る高齢者は沢山います。ちょっとした手助けがあれば出来るのです。活躍したその先に、ちょっとした金額ではあるかもしれませんが報酬として頂き、やりがいや、楽しみを持ちながら、安心して老後を迎える事が出来るようになる。それをがんばり屋さんで少しずつ実現していきます。

最後にばあちゃん新聞とうきはの宝への応援メッセージをお願いいたします。

うきはの宝さんは、素晴らしい取り組みをされており賛同します。まだまだ活躍できる方達の場所作りをして下さった大熊さんに感謝です。また、それらの活動や、広報をばあちゃん新聞に載せる事でどのような活動をされているのかが良くわかり、楽しく拝見させて頂きました。これからもばあちゃん達の活躍を楽しみにしています。