鹿児島堀口製茶有限会社

自然環境に配慮したお茶作りを通じて、世界の人々に健康と癒しを提供

貴社の事業内容について教えてください。

鹿児島県志布志市を拠点に、茶葉の生産から加工・販売まで一貫して行う農業法人で、深蒸し茶や抹茶、ほうじ茶、和紅茶などを製造・販売。自社茶園と系列茶園を合わせて約300haの茶園を管理し、環境に配慮したお茶づくりを推進しています。

また“お茶の裾野は広く、柔らかく”をコンセプトに、様々な異業種とのコラボレーションや新商品開発、お茶料理レストランの運営など様々な取り組みにチャレンジしています。

“ピンチをチャンスに” 農業はお年寄りが輝けるお仕事

これから迎える超高齢化社会について、どのようにお考えでしょうか。

人手不足が続く農業の現場にとって、知識や経験豊富な高齢者の皆さんは欠かすことのできない大切な存在です。鹿児島堀口製茶では、茶畑での除草作業や茶葉の運搬、茶工場内の清掃など、様々な現場で高齢スタッフの皆さんが活躍されています。

“超高齢化社会”という言葉を聞くと、つい課題ばかりに目が向きがちです。しかし私たちは、課題を解決してゆく道のりにこそ新しい技術が生まれ、地域の未来や日本の農業の可能性が広がっていくと信じています。これからも鹿児島堀口製茶は、地域で輝くお年寄りに寄り添いながら、誰もが誇りを持って働ける農業の実現に挑戦していきます。

地域に眠る数々のお宝。世代を超えていつまでもつながってほしい。

最後にばあちゃん新聞とうきはの宝への応援メッセージをお願いいたします。

鹿児島堀口製茶の記事に登場したばあちゃんに出来上がった新聞をお届けしたときの、はじけるような笑顔が忘れられません。ご家族やお友達、お孫さん、みんなに読んでもらいたいと嬉しそうにお話しされていました。

お年寄りの持つかけがえのない知識や経験、世代を超えて伝えたいという心、写真や文章で残る温かな紙面。それらをつなげてカタチにしてくれる「ばあちゃん新聞」との出会いに感謝です。

「ばあちゃん新聞」の素晴らしい想いが、もっともっと広く伝わっていきますように。スタッフ一同応援しています！