レンタル孫

高齢者のお宅を訪問し、孫のような存在として生活を支えるサービス「レンタル孫」

貴社の事業内容について教えてください。

「レンタル孫」は、 スタッフが高齢者のお宅を訪問し、孫のような存在として生活を支えるサービスです。ゴミ出しや電球の交換、話し相手、病院の付き添いなど、日常のちょっとした困りごとに対応し、安心して暮らせる環境づくりをお手伝いしています。訪問するスタッフの中には、介護や医療の現場で経験を積んだメンバーも多く、専門的な視点を活かしながら、自然な関わりを大切にしています。「こんなこと頼んでいいのかな」と思うようなことでも気軽に話せる関係づくりを心がけ、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続ける高齢者の想いを、やさしく支えています。

「困っている人のそばに、ちょっとした支えがある」 そんな社会が必要です。

これから迎える超高齢化社会について、どのようにお考えでしょうか。

これから本格的に超高齢化社会を迎える中で、「誰かの手を少し借りながら、住み慣れた場所で最後まで暮らしたい」という高齢者の声がますます増えてくると思います。ただ制度や施設に頼るだけでなく、地域のつながりや助け合いがこれまで以上に大切になる時代です。「困っている人のそばに、ちょっとした支えがある」 そんな社会が必要です。私たち若い世代が、高齢者の人生を尊重し、身近なサポート役として関わることで、社会のあり方も少しずつ変わっていくと感じています。「できないこと」ではなく、「できること」を持ち寄る社会を、一緒につくっていきたいですね。

地域の中にある“宝”を見つけて、言葉や写真で残すこと。それが新たな価値を生み出すきっかけに。

最後にばあちゃん新聞とうきはの宝への応援メッセージをお願いいたします。

「ばあちゃん新聞」 、本当に素敵な取り組みだと思います。年齢を重ねた方たちの知恵や経験、生き方にスポットライトを当ててくれる場があるというのは、これからの社会にとって大きな希望です。誰もが「歳を重ねても、まだまだ輝ける」と思えるような発信は、高齢者だけでなく若い世代にも勇気を与えてくれます。地域の中にある“宝”を見つけて、言葉や写真で残すこと。それがまた新たなつながりや価値を生み出すきっかけになるのだと思います。これからも、応援しています。皆さんの活動が、もっと多くの人に届きますように。